おすすめ小説1選!『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
あらすじ
主人公はコペル君とのあだ名を持つ15歳の本田潤一少年。中学2年生で背は低いものの、成績は優秀。2年前に銀行の重役だった父を亡くしている。
そんなコペル君の大きな支えになっているのが、近所に住む大学を卒業したての法学士である「叔父さん」。主人公に「コペル君」と名付けたのは彼だ。本書はコペル君と叔父さんとの交流を中心に進んでゆく。
(引用:宮崎駿の次回作『君たちはどう生きるか』どんな内容なの? | Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ/スマートフラッシュ)
読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)
宮崎駿が同名の映画を作成するということで話題になった小説。
1937年に出版された古い作品です。
昔の作品らしく登場人物同士が難しい問答をしたりします。
主人公のあだ名がコペル君だなんて哲学チックで難しそうな雰囲気がしますね。
内容としてはあらすじどおり15歳のコペル君と叔父さんを中心に物事を考えていく作品です。
私個人としてはお弁当に油揚げを持ってきていたことでいじめられていた浦川君の話が好きです。
なんで油揚げをお弁当に入れているだけでいじめられるんだ!理不尽すぎるだろっとこの話を読んだときつい叫んでしまいました。
しかし油揚げ君改め浦川君は家の豆腐屋を手伝っている偉い子。
すでに働いている浦川君を見てコペル君と叔父さんは感涙します。
基本的にコペル君が級友と関わりその後叔父さんと一緒に感涙するというのがテンプレです。
水戸黄門を見ているような安心感がある作品なので興味がある人は是非読んでみてはいかがでしょうか?
私は読んでないですよ。
価格:1,047円 |