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おすすめ小説1選!『風の又三郎』宮沢賢治

あらすじ

「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。

(引用:Amazon CAPTCHA)

読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)

銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」など誰もが聞いたことある作品を書いた宮沢賢治

学校の国語の授業で一度は出てくる男宮沢賢治

この名前を聞いたことがない日本人はほとんどいないでしょう。

そんな彼の代表作である『風の又三郎』。

あらすじは『新編 風の又三郎(新潮文庫)』から取ってきております。

風のように転校してきて、風のように転校して去っていった又三郎とその周りの子供たちのお話。

風のエレメントを持つメッセンジャー又三郎は谷川の岸の学校に転校してきた。

彼の任務は失踪を続ける生徒たちの捜索。

勝手気ままに授業を行う敦先生を疑う又三郎は彼の動向を探り始める。

ネタバレになってしまいますが黒幕は同じクラスメイトであり火のメッセンジャーの透。

敦先生は透の暴挙から生徒を守っていた良い人という今ではありふれたミスリードです。

また生徒の1人を庇って死を遂げるシーンは涙なしでは語れません。

風の又三郎』を読む前のイメージとは違いラノベ感満載の作品です。

上に挙げたミスリードや、異能力バトルなど今では当たり前になったものでしたがこの当時に書かれているのに驚きました。

他にも15編の短編が収録されているので(今回紹介した新潮文庫出版の話です。)読んだことない人や風の又三郎は読んだことがあるけど他の宮沢賢治作品は見たことがないという人は読んでみてはいかがでしょうか?

小学生の頃『雨ニモマケズ』を暗唱させられたのは良い思いでです。

雨ニモマケズ』は暗記するぐらい読みましたが『風の又三郎』は読んだことないです。

読んでないけど、確実にラノベ感はないと思います。

新編風の又三郎改版 (新潮文庫) [ 宮沢賢治 ]

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感想(2件)