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おすすめ小説1選!『君の膵臓をたべたい』住野よる

あらすじ

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。 
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。 
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。 

病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。 
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。 
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!

(引用:Amazon CAPTCHA)

読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)

『君の膵臓をたべたい』住野よるのデビュー作で2017年7月28日から映画が公開されました。

アニメ版の映画も2018年に公開される予定です。

バレー部の練習中に足を捻挫して病院を訪れた主人公は「共病文庫」という日記帳を拾います。

その日記帳の持ち主がクラスメイトの山内桜良のものであり、彼女が重い膵臓の病気であることを知った僕。

彼女の秘密を知ったからといって何かできるわけではないため、病院を去ります。

またバレー部の練習中に怪我をした僕。

病院を訪れると桜良とバッタリ出会います。

桜良の秘密を知る僕。

だからといって、そんなことを口には出せません。

長らく通っていない学校の話を聞きたいという桜良。

部活やクラスでの出来事、来週の中間試験など他愛もない話をします。

クラスのみんなが桜良の帰りを待っていると伝える僕。

クラスに戻ってくるのは難しいことを知っている僕。

返答に困っている桜良に僕はこう告げます。

「戻ってくるまで学校のこと話にくるよ」

戻ってこないことを知っている僕。

同情からかそんな言葉をかけていました。

練習の怪我のたび桜良に会いに行く僕。

徐々に衰弱していく彼女を感じますがそんなことは表には出しません。

普通の学校の放課後のように過ごす2人。

できるだけ病気のことを意識しない、意識させないように日常を振る舞う僕でした。

ここまではよくあるヒロイン死んじゃう感動青春ストーリーですが、今回紹介するこの本のタイトルは『君の膵臓をたべたい』ですよ。

膵臓をたべたい」ですよ!

そもそもこれは誰の言葉なんでしょうか?

病におかされた君(桜良)の膵臓が食べたいということでしょうか?

いいえ、違います。

桜良が君(僕)の膵臓をたべたいというストーリーです。

始めに僕は桜良の秘密の日記を拾いましたがあれは偶然ではありません。

僕が拾ったのではなく、桜良が拾わせたのです。

僕が桜良に同情したのも彼女がそうさせたのです。

なぜか?

その答えはタイトルにありますが実際に読んでみることをオススメします。

今、この記事読む前に『君の膵臓をたべたい』を読みたかった~と思ったそこのあなた。

安心してください。私も読んでないので本当に上記のないようなのかはしりません。


たぶん普通にヒロイン死んじゃう感動青春ストーリーだと思いますが読んでみたいと思った人はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?

君の膵臓をたべたい [ 住野よる ]

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感想(32件)