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おすすめ小説1選!『ぼぎわん、が来る』澤村伊智

あらすじ

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん"という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだノンストップ・ホラー! 

最終選考委員のみならず、予備選考委員もふくむすべての選考員が賞賛した第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。 

(引用:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8E%E3%82%8F%E3%82%93%E3%81%8C%E3%80%81%E6%9D%A5%E3%82%8B-%E6%BE%A4%E6%9D%91%E4%BC%8A%E6%99%BA/dp/4041035562)

読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)

澤村伊智のデビュー作であり、第22回日本ホラー小説大賞の大賞を受賞している作品『ぼぎわん、が来る』。

面白いタイトルで興味を引きますね。

幸せな新婚生活を送る田原秀樹。

もうすぐ生まれる赤ちゃんのために日々仕事に打ち込む彼のもとにとある来訪者が。

これが恐怖の始まりでした。

取り次いだ後輩から来訪者の名前を聞くとこれから生まれてくる娘、知紗とまったく同じだと言います。

その後正体不明の噛み傷により入院する後輩。

それから様々な不可思議な現象が周りで起こる秀樹はこれは幼少の頃祖父が恐れていたぼぎわんのせいではないかと思い霊媒師の比嘉真琴に助けを求めます。

果たして彼らはぼぎわんの魔の手から逃れることが出来るのか?

怪談など様々な要素を持つノンストップ・ホラー作品です。

純粋な怪談系のホラー。

得たいの知れない化け物に襲われるという王道ホラーです。

奇をてらった作品が多い中、結局怖いのはこういう作品なんだと個人的には思います。

本編とは関係ないのですが噛み傷により入院している後輩が個人的には不憫でしかたありません。

秀樹の取り次ぎを行っただけなのに死んでしまいしかも最後まで彼の名前は出てきません。

ずっとただの後輩です。

彼の死ぬシーンは、かわいそうで涙しか出ませんでした。

ぼぎわんて何だよ?という方はもちろんのこと純粋なホラーを読みたいという方にもおすすめですので機会があれば読んでみてはいかがでしょうか?

この作品は母親におすすめされました。

私は読んでいませんが母親は面白かったと言っていたのできっと面白いでしょう。

ぼぎわんが、来る [ 澤村伊智 ]

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感想(1件)