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おすすめ小説1選!『壬生義士伝』浅田次郎

あらすじ

日本人の「義」とは何か。 
小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。 
“人斬り貫一"と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。 
「死にたぐねえから人を斬るのす」新選組で、ただひとり庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯を描く、浅田次郎版「新選組」。初の時代小説にして、浅田文学の金字塔。 
2000年に第13回柴田錬三郎賞受賞。解説・久世光彦。 
2002年1月に、渡辺謙主演でドラマ化。2003年初春に、中井貴一主演で映画化。第27回日本アカデミー賞〈最優秀作品賞〉〈最優秀主演男優賞〉など受賞。

(引用:https://www.amazon.co.jp/%E5%A3%AC%E7%94%9F%E7%BE%A9%E5%A3%AB%E4%BC%9D-%E4%B8%8A-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%82-39-2/dp/4167646021)

浅田次郎が描く歴史小説壬生義士伝』。

貧しさのため南部藩から脱藩して壬生浪(みぶろ)と呼ばれた新撰組に入隊した吉村貫一郎の物語。

壬生とは新撰組の前身であった浪士組が集まった場所をさし京都に位置します。

“人斬り貫一”と呼ばれる一方守銭奴と蔑まれるほど倹約家な貫一郎。

愛する妻子を養うために非情に生きます。

メインは貫一郎やその周りの新撰組隊士の話ですがもうひとつ楽しみがあります。

それは貫一郎の貧乏飯です。

貫一郎は妻や子に食べ物で不自由させないようにと考える一方で、どうしても時代的に充分な食べ物を買うことができません。

そこでお金がないなりに工夫を施して妻たちに美味しいご飯を作ります。

グルメ漫画などにある貧乏飯の走りと言えます。

武士は食わねど高楊枝と言うように自分は我慢しても妻と子に食事に関しては不自由させないようにしております。

したくもない人斬りも家族のために行う貫一郎。

家庭のために働く世のお父さんは彼の境遇に感情移入すること間違いなし!

こちらの作品は前から母親に猛烈にお薦めされているので本当に面白い作品なんだと思います。

そんなに歴史小説が好きでないのにこんなにはまっているので間違いないです。

間違いないけど残念ながら私は読んでいません。

とても泣けるらしいので私も含め読んでみてはいかがでしょうか?

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