おすすめ小説1選!『ミスター・メルセデス』スティーヴン・キング
あらすじ
車を暴走させて八人の命を奪って消えた殺人犯。いま退職刑事の元にそいつからの挑戦状が。異常殺人犯と不屈の男の対決がはじまる!
読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)
スティーヴン・キングが描くビル・ホッジスシリーズの第1作目。
彼自身初めてのハードボイルド探偵小説とのことです。
第2作目としては『ファインダーズ・キーパーズ』、3作目は『End of Watch』日本語では『ファインダーズ・キーパーズ』までしか出版されていないので3作目は英語表記にさせていただきました。
既刊2作が洋題そのままなので、たぶん3作目も日本語で『エンド・オブ・ウォッチ』になるかと思います。
内容としては冒頭で、ブランド車 メルセデス・ベンツが就職探しの列に突っ込み8名の死者、重傷者多数を出す無差別殺人事件が起きます。
事件の担当者だったもと刑事でありこの物語の主人公ホッジスのもとにミスター・メルセデスと名乗る犯人から挑発的な手紙が届きます。
異常な無差別殺人犯ミスター・メルセデスと元刑事ホッジスの対決が今始まります!
スティーヴン・キングというとホラーを思い浮かべる人が多いと思いますが、『グリーンマイル』や『ショーシャンクの空に』(小説のタイトルは『刑務所のリタ・ヘイワース』)と言った泣ける映画や2018年1月にロードショーのファンタジー『ダークタワー』など様々な名作を書いています。
もちろん『ミザリー』や今公開されている『IT』などホラーの名作も数多く生み出しています。
そんなスティーヴン・キングが描くサスペンス(ハードボイルド探偵小説)。
安定した面白さで続きが気になるため一気に読んでしまう作品です。
読んでいて映像が頭に浮かぶ感じで実際にドラマ化されています。
今回はこのミステリーがすごい!の2017年バージョンの海外編で3位だったので紹介しましたが、他のスティーヴン・キング作品も面白くホラー以外のジャンルも書いているので、その点で少し敬遠していた人はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?
1つ勘違いしていましたが先日発売されたのはこのミステリーがすごい!の2018年だったんですね。
せっかく流行にのれたと思ったのに...
このシリーズは1作も読んでいませんが『シャイニング』や中編集『ゴールデンボーイ』などは面白かったのでスティーヴン・キング作品は本当におすすめですよ。
あとなぜか彼の作品の作者名が村上春樹になる呪いにかかりました。
価格:1,998円 |
価格:1,998円 |
ゴールデンボーイ改版 恐怖の四季春夏編 (新潮文庫) [ スティーヴン・キング ] 価格:907円 |