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おすすめ小説1選!『その日のまえに』重松清

あらすじ

僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。発売当初、TBS「王様のブランチ」で取り上げられ、「涙なしには読めない感動作」と話題になり、ベストセラーとなる。2007年にラジオドラマ化、2008年に、大林宣彦監督によって映画化。主演・南原清隆永作博美。2014年にNHKBSプレミアムドラマとして放映される。主演・佐々木内蔵介、檀れい。2016年に朗読劇化された。

(引用:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%AB-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8D%E6%9D%BE-%E6%B8%85/dp/4167669072)

読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)

重松清が描く連作短編集『その日のまえに』。

7編収録されておりそれぞれが連作として世界観としては繋がっております。

表題作が泣けるのはもちろん個人的には『朝日のあたる家』が一番面白かったです。

すべての作品、人の生と死がテーマなのですが『朝日のあたる家』の登場人物は老人ただ一人です。

ともに過ごしてきた最愛の妻を亡くした老人。

大切な人を亡くしてしまったため、1人寂しく残りの生を消費していく毎日。

そんな彼を影ながら支える、ともに人生を過ごしてきたもう1人の友との生活を描いた作品です。

小説なのに絵本のような雰囲気で心に語りかけるこの作品。

私自身は涙が止まりませんでした。(この作品を読んだことはありませんが。)

感動する話を読みたいなぁという人は、この短編集を読んでみてはいかがでしょうか?

個人的に、重松清というと中学受験を思い出しますね。

国語の問題で良く出題される作家だった気がします。

あさのあつこの『バッテリー』とかThe 中学受験というイメージです。

まぁ『バッテリー』については、主役っぽい人が苺を吐いてた記憶しかありませんが。

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