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おすすめ小説1選!『私を離さないで』カズオ・イシグロ

あらすじ

自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点。解説/柴田元幸

(引用:Amazon CAPTCHA)

読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)

日系イギリス人であり、今年初めて日系人としてノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの代表作『私を離さないで』。

ヘールシャムという施設を出た人々を介護するキャシー。

自信もヘールシャム出身であり、彼女の子供時代の回想が物語のメインになる。

思い切りネタバレをすると、この施設の子供たちは臓器を提供するために育てられた商品であり、出資者の臓器のストックとして生きている。

施設の子は大人になる前に臓器を摘出され死んでしまう。

そんなことを知らずに生きてきた子供たち。

しかし、ある日1人の介護人(子供たちの教育者)がこの施設の真実を打ち明けます。

真実を知った子供たちの抵抗をキャシーの回想というかたちで描いた物語。

運命から逃れようと奮闘するキャシー。

回想を通して現在のキャシーもヘールシャムの謎に迫っていきます 。

ノーベル文学賞を取った作品ということで村上春樹を押し退けて書店に山積みにされている話題作なので、流行に乗り遅れないようにカズオ・イシグロ作品を読んでみてはいかがでしょうか?

余談ですが、私は最初ノーベル文学賞をあのアンドロイド研究者が取ったの!?と思ったのですが、それはヒロシ・イシグロでした。

イシグロ違いですね。

ちなみにカズオ・イシグロ作品を読んでいないのは当たり前ですが、石黒浩さんの著作も読んだことありません。

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