おすすめ小説1選!『夜のピクニック』恩田陸
・あらすじ
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
(引用:Amazon CAPTCHA)
読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)
第2回本屋大賞と第26回吉川英治文学新人賞を受賞しています。
個人的には、恩田陸といえば『夜のピクニック』というイメージを持っていたのですが、最近は直木賞を受賞した『蜜蜂と雷鳴』を想像するんですかね。
おすすめ小説1選!『蜜蜂と遠雷』恩田陸 - 購入したことない商品を紹介するブログ 改めオススメの本を紹介するブログ
こちらの作品も本屋大賞を受賞しております。
すごいですね恩田陸!
まぁ文書が上手で読みやすいですからね。
全校生徒が夜通し歩いて80kmを目指す北校名物歩行祭。
主人公の甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて高校生活最後のイベント歩行祭に挑みます。
特にマラソンではないので今までの高校生活の思い出や卒業後の夢などを互いに語り合いながら歩いていきます。
そんな中、貴子はただ一人小さな賭けに胸を焦がしています。
みなさまがたぶん予想していますとおり貴子の誓いとは好きな人への告白です。
時間内に完走して、自分の気持ちを好きな彼に伝えようと誓いを立てて歩行祭に挑んでいます。
親友たちと高校生活を振り替えるなかで彼への思いを再確認し、これから卒業してお互いの道を進んでいくに当たっての不安などが描かれていきます。
ラストは貴子は誓いを果たせるのか?
文章は読みやすく、ザ・青春小説といった作品なのでまだ読んでいない人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
相も変わらずわたしはこの作品を読んでいませんが歩行祭ってとても素敵な催し物だと思いました。
これから離れ離れになる友人たちと今までのこと、これからのことを語らないながら共に同じ体験をして、同じ達成感を味わうことで高校生活最後の最後に友情が深まるのではと思いました。
まぁ実際自分がやるとなるとダルいと感じてしまうかもしれませんがそれはそれで良い思い出になるでしょう。
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