おすすめ小説1選!『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー
あらすじ
深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場
(引用:Amazon CAPTCHA)
読んでないけど感想!(ネタバレがあるかもしれない)
推理作家アガサ・クリスティー の長編6作目です。
アガサ・クリスティーというと名探偵エルキュール・ポアロ(ポワロ)の生みの親ということで有名です。
ポアロシリーズとしては『スタイルズ荘の怪事件』、『ゴルフ場殺人事件』に続く3作目です。
アクロイドって何だ?アンドロイドとかボーカロイドのような人を模したものなのか?
と思ったら普通に人の名前でした。
アクロイドさんが殺される話です。
以下少しネタバレ有
あんまり書きすぎると本当にネタバレになってしまうので書きませんが、この小説には有名なトリックが用いられています。
少し調べるとすぐ出てくると思いますが読もうと思った場合は調べない方が良いです。
感想としては面白かったと思いますが、予備知識全くなしで読みたかったです。
ここからはこの小説に関する感想ではなく、私自身が思ったことなのですが、インターネットが発達したことによって多種多様な小説を知ることができ、また作品を書くハードル、読んでもらうハードルは下がったと思います。
その一方でネタバレといいますか、読む前の予備知識が多くなりすぎていると思います。
例えば以前紹介した『桐島、部活やめるってよ』について、私はこの小説を読んでいないのですが桐島くんが作中に登場しないことを知っています。
おすすめ小説1選!『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ - 購入したことない商品を紹介するブログ 改めオススメの本を紹介するブログ
なぜなら友達にネタバレされたからです。
しかもその友達はネットで見たと言っていました。
確かに昔も知り合いからのネタバレは多かったと思いますが、今の時代は面白そうな本を探して見つけるまでにその本のネタバレ(大小ありますが)を目にしてしまうことも多いと思います。
それでも面白いし、そんな話なら読んでみようかなとなる時もありますが、予備知識なしで読んだらもっと面白かっただろうな、と思うこともあります。
乱文に伝わりづらいと思いますが、結局は、たまにはあらすじなど前情報なしに小説を読みたいなということです。
蛇足部分が多くなってしまいましたが、興味を持たれた方はアガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』を読んでみてはいかがでしょうか?
私は相変わらずこの本も読んでいません。
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ] 価格:885円 |